【人間関係】友達が少ない人ほど信用できる理由。
友達が少ない人の方が信用できる。
これはハイパーメディアクリエイターの高城剛さんの言葉です。
ぼくはこの発言に強く共感しました。
そうそう、友達少ない人の方が信用できる人が多いのですよ。
それはなぜか?
友達が少ない人は、人付き合いを拒み、付き合う人を選ぶ
友達が少ない人は、たくさんの人々と極力交わろうとしません。
みなさんも味わったことがある人が多いとおもいますが、社会に出ると「付き合い」という名目で無駄な飲み会や会合が本当に多いです。
会社や業界の噂話、愚痴だけで完結してしまうような会ってたくさんあります。
最近、会社を辞めた知人も言っていたんですが、付き合いの飲み会では頻繁に会社や上司の愚痴大会になってしまってそれに消耗したそうです。
友達が少ない人はそのような付き合いの会は「生産的ではない」、「お金を浪費するだけ」と理解しています。
ですから、付き合いの飲み会には極力参加しないように避けるのです。
そして、人付き合いを拒み続けるからこそ、結果的に友達といえる人が少なくなる。
ぼくはこれがとても自分に正直な行為だとおもいます。
友達が少ない人は、すぐに友達扱いしない
友達が少ない人はそもそも、誰も彼もを友達扱いしません。
よく一度くらいしか面識がないにも関わらず「あの人とオレは友達!」的に言う人もいますが、それってかなり浅はかです。
友達が少ない人は、単に面識があるというだけで友達扱いしません。
薄いコミュニケーションしかとっていないにも関わらず、誰かをすぐに友達扱いすることは、相手を軽んじる行為だと理解しているからです。
友達が少ない人は誰も彼もを友達扱いせずに、しっかりと人を見極めた上で友人関係を築きます。
友達が少ない人は自分を安売りしないのです。
友達が少ない人は、過去の人間関係に「サヨナラ」をしてきた人
友達が少ない人は何もはじめから友達が少なかったのではありません。
人は歳を重ねていくほどたくさんの人と出会います。
そして、多くの人々と会えば会うほど、様々な環境の影響を受けて価値観の変動が起こります。
価値観が変わっていくと、昔からの友人といえども話が合わない人というのが出てきます。
お互いの意識レベルにズレが生じてくるのです。
友達が少ない人とは、そのような自分の話と噛み合わなくなった人々にしっかりと「サヨナラ」をしてきた人たちです。
友達が少ない人は、話が噛み合わないにも関わらず、わざわざ時間を作って会うことはお互いにとって何の利益ももたらさないことを知っています。
友達が少ない人は過去の人間関係に縛られずにしっかりとリセットしてきた人たちなのです。
友達が少ない人は、そもそも友達という概念が曖昧である
ここがぼくの友達の少ない人の一番の信用ポイントです。
彼らは、そもそも友達という概念が曖昧なのです。
友達に明確な定義を設けていません。
友達という定義をくっきり持ってしまうと友達とそうでない人に対して境界線を引いてしまうのです。
他人を自分のウチ(内)とソト(外)に分けてしまうとでもいいましょうか。
友達という定義をしっかり決めてしまうとウチに来る人(価値観が合う)は喜んで受け入れても、ソトの人(価値観の合わない人)を否定するようになってしまいます。
ちょうど村社会文化のように「異質なモノを歓迎しない思考」に陥ってしまうのです。
友達が少ない人は、友達の概念が曖昧なので、様々な人々に対して寛容です。
たとえ昨日出会ったばかりの人だとしても話しが合う人であればしっかりと信用します。自分と価値観が違う人間をも面白がれます。
人を色眼鏡で見ず、多様性を持つ彼らだからこそ信用に価する人物だとぼくはおもえるのです。
最後に:友達が少ない人は、他人に無関心である。
友達が少ない人がどうして信用できるのかについてかいてきました。
彼らは、そもそも他人に無関心なのですよ。
他人に無関心だからこそ、そもそも友達もほとんどいないんです。笑
友達が少ない人は誰かのためにではなく「自分のために」を優先します。
また、自分のメリットを考えつつ、相手のメリットもちゃんと考えれます。
友達が少ない人は、特異な性格ゆえに過去のどこかで人間関係に人並み以上に悩んだ経験がある人が多いのです。
だからこそ、相手のことを想像出来る優しさが備わっています。
ぼくは今までたくさんの人々と出会ってきましたが、本当に必要な人間関係というのは極々わずかだなと感じています。
友達が少ない人は、「自分にとってどの人が必要か」をちゃんと見極める能力に長け、しっかりと人間関係を形成していこうという姿勢を持っています。
そんな彼らだからこそ、信用を持って付き合えるのです。
というわけで、ぼくは友達が少ない人ほど信用する姿勢です。
それでは今日はこのへんで。
ミヤハヤ