【決意】画家ミヤハヤの月額制ファンクラブをついに開始します!
こんにちは、画家のミヤハヤです!
この度はみなさんに自分の決意を申し上げたいと思います。
それはブログタイトルの通りなのですが、私ミヤハヤの月額制ファンクラブを開始することを決めました。
個展だけで画家として生きて行くのは難しいと思い知らされた
みなさんは画家の収入源として一番はじめに何を思い浮かべるでしょうか?
ぼくの場合の主な収入源はやはり作品を購入いただいた時に発生する売り上げです。
自分の場合だとそれが1作品につき5万円〜10万円という評価を今はいただいています。
近しい友人からは「作品を5万円で買ってもらえること自体がすごい!」とよく賞賛していただけますし、ぼく自身も大変ありがたいことだと感謝しています。
しかし、現実生活にすると作品が月に1つ買っていただけとしても月収は5万円であり、2つだとしても10万円です。
この金額で今の日本で活動して行くのは不可能です。
なので、ぼくは今、画家の他にもアルバイトをしながら生計を立てて、そこから生活費も税金も支払って活動しています。
また、絵というのはやはり購入される頻度が少なく、個展を開いてたくさんの人たちに実際に生で作品を見ていただいて購入に至るケースが大半です。
ですが、その個展をしたとしても画家として独立して生きていけるような売り上げには達していません。
先月末に自分の1周年個展を開いたのですが、その売り上げをブログにまとめたので、それを読んでいただければ余計に現実的な部分が見えてくると思いますのでぜひご一読ください。
関連記事:【1周年個展収支公開!】売上57万円、28万円の黒字でした!
昔のアーティストは貴族に生かされていた。今はたくさんの応援者に生かされる時代だと思った
1年以上画家活動をしてきて、
「どうすればアーティストとして生きていけるんだろう?」
自分はそのことばかり頭がちぎれるほど考え続けてきました。
それでやはり感じたのが、昔の時代は貴族がアーティストたちのパトロンになって支援をし、それによってアート活動ができていたという歴史です。
誰もが知っている音楽家のベートーベンやバッハにもパトロンが存在し、彼らの活動を支えていました。
彼らのように自分にも活動を物凄く応援してくださる方がいるので、もしかしたら大口の支援も自分のプレゼン次第で見込めるかもしれません。
ですが、自分の場合は貴族のようなお金持ちに大口支援をいただくことには懐疑的です。
たとえば、特定の人物から「あなたのパトロンになりたい。年間500万円支援するから、それで自由に活動していいよ。」と提案されたとしてもぼくは断るとおもいます。
なぜなら、500万円のような大金を一気に頂いてしまったら、自分は確実にその人の目の色を伺ってしまって、自由なアート活動ができないという確信があるからです。
また、もしその人に支援を切られてしまったら、再び元のバイト生活に逆戻りになります。
このように特定の大口支援者に依存するのは極めてリスクが高いとぼくは考えます。
それで自分は、特定の大型支援者ではなく、たくさんの応援者のみなさんに月額で少額の支援をいただくことを考えました。
例えば、毎月500円であればマクドナルドのセットと同じ価格であり、その人の生活的に考えても負担は極めて少ないです。
実際にぼくは毎月あるNPO団体に1000円の寄付をずっと継続していますし、あるフリーランスの方たちの有料noteを応援の意味でいくつか購読しています。
たとえ500円だとしても自分のような人間が100人集まれば月額5万円、200人集まれば月額10万円となり、活動が継続しやすい環境がどんどん整ってくるのです。
いわゆる月額制のクラウドファンディングといった発想ですね。
ファンクラブをやろうと思ったきっかけは母親の言葉
色々説明してきましたが、これはあくまで自分の価値観であり、多くの人は月額で毎月他人にお金を支払うなんてしたくないかもしれません。
実は近しい友人に「宮森さんは月額ファンクラブを始めたらいいですよ!」とかなり前に勧められていて、ずっと意識はしてきたのです。
しかし、自信が持てなくてナカナカ実行に移そうとは思えませんでした。
そんな自分にキッカケを与えてくれたのが母親の言葉だったんです。
実はぼくは数ヶ月前に心が病んでしまい、石川県の実家に数日帰った時期があったんですね。
その時にふと思いつきで母に質問してみたんです。
「母ちゃん。もしなんだけど、母ちゃんがすごく応援しているアーティストがいるとして、その人の活動のために月額500円とかだったら毎月支払って応援したいと思う?」
ぼくのこの質問に母はすぐに返してくれました。
「ほやねー、氷川きよし(日本を代表する演歌歌手)やったら500円や1000円だったら全然払うわ。」
ぼくはこの母親の答えにピンときたんです。
母は現在、パートアルバイトをしており、毎月の収入が豊富とはお世辞にも言えません。
そんな母でも毎月500円や1000円だったら応援してもいいと応えたのです。
言い方は失礼かもしれませんが、母のような一般的な感覚の人にも好きなアーティストのためだったら毎月お金を支払いたいという意志があることにぼくは手応えを感じたんです。
この時、自分の中での月額ファンクラブが一気に現実的なモノとして見えてきました。
1周年個展が成功したらファンクラブを開始しようと決めていた
しかし、ぼくは絵の学校も出ていなくて全て独学で画家を始めたような人間です。
しかも天性の飽き性であり、今まで色んなことから逃げてきました。
そんな自分ですから、ぶっちゃけ自分自身でも今後画家を続けていくかについてはすごく不透明でした。
なので、ファンクラブを始めるために必ず達成しないといけない目標を作ったんです。
その目標が先月行われた「1周年個展を成功させること」でした。
ぼくはファンクラブのことを明かさずに、1周年個展をどうにかして成功させようと地道に活動してきたのです。
その結果、ありがたいことに第1回目の個展以上の結果を生み出して成功を収めました。
関連記事:【御礼】1周年個展は大成功でした!!! - ミヤモリハヤト公式ブログ
また、この1周年個展はぼく自身にとって予想以上の転機となったのです。
それは本当に多くのみなさんの自分の活動に対する応援の言葉や賛辞をいただけたことです。
中には、「宮森さんにはたとえ画家を辞めても、ホームレスになったとしても応援している」とまで言ってくださる方がいたのです。
そんな言葉を頂けたらみなさんならどう思いますか?
ぼくは心が奮えましたよ。
そして、そんな応援者のみなさんの言葉たちにとてつもなく感動し、「ずっとアーティストとして生きていくぞ。」という確かな自覚が生まれたのです。
詳しい資金の使い道。みなさんの支援でゴハンも食べます!
「ミヤハヤの決意は分かった。それじゃ一体どんなことにみなさんから頂いた資金を使っていくんだ?」と思ってる方がいるとおもうんですが、まずは単刀直入にバイトを減らしたいです!
ぶっちゃけると、今のアルバイト(子供の施設で働いています)は大好きだし、全くノンストレスで楽しくさせてもらってるんですが、いかんせん時間と体力はやっぱり無くなってしまいます。
なので、今のアルバイトをせめて週2日に減らしたいんです。(ゆくゆくはもちろん0に!)
なので、ストレートにはじめは自分が生きていくための資金として使わせて頂きたいのです。自分の時間を作るためにも。
というわけで、みなさんからの応援資金でぶっちゃけゴハンも食べます。笑
松屋の牛丼とか食べたいと思っています。
そして、「みなさんのおかげで今日もゴハンを食べれています!」という気持ちを写真も添えてツイッターなどにアップし、感謝を伝え続けていきたいとおもっております。
なので、みなさんの500円がぼくの食事代になったりするので、もはや応援者の方は「親のような存在になる」ということです。
もちろん、生きていくためのお金以外にもたくさんの使い道があります。
- アーティストとしての活動費(画材代や個展費用といったアーティストしての基本的な費用です)
- ブログサイトの大幅リニューアル費用(アーティストとして今のブログデザインに限界を感じており、もっとおしゃれで洗練されたブログサイトになるように専門性の高い方に依頼しようと考えています)
- プロモーションビデオ費用(実は、自分のアーティスト用のプロモーションビデオを作ろうとしております。自分で唄(ラップ)を作ってそれをBGMにし、映像も専門の方に依頼し、クオリティーの高い作品にします。)
- アフリカの渡航費用(実は来年のどこかでアフリカに行って、アフリカの子供たちをモチーフにアートを描きたいと考えています。)
- 学習費用(都内、都外に限らず、また絵画に限らず様々なクリエイティブに触れて学習して知恵を膨らませたいんです)
- 人間ドック費用(応援者の方から「生き続けて欲しい」という言葉をたくさん頂き、健康に対しての意識がすごく高まりました。なので、年に1回、できれば2回の人間ドックを受けていきたいと強く考えています)
頂いた資金は全て「岡本太郎を超える」ために使わせていただきます !
資金の使い道に詳しく書かせていただきましたが、これはあくまで一部であり、その都度今の自分に必要なコトに対して資金を使わせていただきたいと思います。
ただ、ぼくが資金の使い道として一貫している軸があります。
それが「岡本太郎を超えるために使う」ということです。
ぼくはアノ太陽の塔を建て、「芸術は爆発だ!」でお馴染みの芸術家 岡本太郎に19歳の時に出会ってから大きな影響をいただき、画家に転身してからは太郎を超えるコトを生涯の目標にしています。
なので、資金の使い道は全て自分が岡本太郎に超えるために繋がるあらゆるコトに使わせていただく所存です。
2019年にミヤハヤはどんなことを実現したいのか?
「資金の使い道は分かった。それじゃあなたはどんなことを実現していきたいんだ?」ということを気になる方もいるとおもうので、2019年に自分がどうしても実現したいことを書きたいとおもいます。
以下のようなことをぼくは実現してみせます。
- アーティストとして独立する(みなさんが今、一番願っていることはコレだとおもっています)
- 起業家の家入一真さんと「アーティストのこれからの生き方について」をテーマに対談する(家入さんとの対談は、ぼくのずっと目標にしてきた極めて重要なことなんです)
- 東京以外で個展を開催する(「東京以外で個展をしてほしい!」という声を頻繁にいただいたので来年は叶えたいです)
- 東京で有名なギャラリーで個展を開催する(ミュージシャンで言うなら「幕張メッセ」のような場所で個展をしたいです)
- 一流アーティストとコラボレーションする(ぼくはまだ一度もコラボレーションをしたことがありません。なので、自分がその才能を心から認める物凄いアーティストと初コラボレーションしたいです)
- アフリカでアートを描く(前述しましたが、アフリカに物凄く関心があるんです。なのでアフリカに1ヶ月単位で滞在して、アフリカで感じたことをモチーフにアートを描き個展に展示したいです)
- 芸大、美大、専門学校のどれかで講演する(自分のアーティストとしての経験を次世代に伝える活動をします。そして、1人でも多くの人がアーティストとして生きていける可能性を広げたいです)
- CAMPFIRE以外の法人に作品が展示される(現在CAMPFIRE社に作品が2点展示されていますが(1点は寄贈、1点は購入)、他の企業にも自分の作品が展示され社会的信用をいただけるように活動します)
以上のようなことを目標に据えて、その実現のために活動していきます。
そして、これらを叶えることによって自分はますます知名度もブランド力(信用)もあるアーティストとなり、アート活動をもって世の中に貢献し続け、みなさんからいただいた応援を社会に還元していきたいとおもいます。
また、さきほどは岡本太郎を超えることに関して強く語らせていただきましたが、自分のもう一つの大きな目標が「世界平和」なので世界平和につながることを自らの活動軸にしていきます。
物語を共有したい。ミヤハヤのことは人間版「たまごっち」のように考えてください!
ぼくの影響を受けた人物に今年、不慮の事故で亡くなってしまった登山家の栗城史多さんという方がいます。
彼は様々な山を登頂する際に必ずビデオカメラを持ち歩き、自分が懸命に登山している姿をわざわざYOUTUBEにアップしていました。
その栗城さんの行為は「冒険の共有」と呼ばれていて、多くの人々に感動を与えていたのです。
そんな彼のように、自分も月額ファンクラブに入っていただいたみなさんにドンドン変化していく自分の姿を見せ、画家ミヤハヤの人生の物語を共有していきたいと思っています。
1周年の個展にも来てくれた友人が以下のようなことを言ってくれてぼくはすごく感銘を受けました。
「宮森さんの人生は、もはや育成ゲームのようなんですよ。どんどん変化していって、それをスマホ越しで見るのが楽しいんです。」
友人もこのように言ってくれたので、自分のことはもはや人間版「たまごっち」と思っていただければ幸いです。
みなさんからの応援(支援)を頂ければいただくほど、自分は冒険を続け、スクスクと成長していきますので、その過程を楽しんでもらえたら本望なのです。
ミヤハヤファンクラブは2019年1月9日20時よりスタート!どうぞ応援よろしくお願い致します。
長々と自分の想いを語らせていただきましたが、このミヤハヤの月額制ファンクラブは2019年1月9日20時に開始したいと思います!
(当初は1月1日に開始する予定でしたが、自分のミスで1月9日に変更になってしまいました。関連記事:自分のミスで月額ファンクラブ開始を1月9日にさせていただきます!)
また、支援のプラットホームは自分の作品も展示させていただいているCAMPFIRE社のファンクラブサービスを使用させていただきます。
このファンクラブはクラウドファンディングと同様に支援いただいたみなさんにリターンがあるのですが、自分を心から応援をくださる方だけにメリットのあるリターンを考えています。
なので、リターン目当てに支援するような代物ではありません。
支援金額の幅は月額500円〜5000円に設定したいと考えています。
リターンの詳しい内容についてはまた後日詳しくブログにまとめて書かせていただきますが、今の内に伝えておきたいことがあります。
それはパトロンになってくださるみなさんに無理をした金額の支援をしていただきたくないということです。
金銭的な余裕が無いにも関わらず、無理をして月額5000円の支援をいただいても自分は全く嬉しくありません。
それでしたら月額500円や1000円の支援を選んでいただくことを望みますし、自分に5000円を支援することを目標にこれからお仕事をがんばっていただきたいとぼくは考えます。
月額5000円が全然余裕のある方の支援であれば、大空にジャンプするくらい嬉しいです。
というわけで、こんな長いブログを最後まで読んでくださったみなさん本当にありがとうございます。
自分はアーティストとして大成したいと覚悟していますので、ぜひ1人でも多くのみなさんがこの月額ファンクラブに入り、ご支援いただけたら幸いです。
2019年1月9日20時に開始なので、大きな子供にお年玉を贈る気持ちで応援を何卒よろしくお願いいたします。
自分はこれからも目標に向かって地道に粘り強くアーティスト活動に励んで参ります。
本当にこれだけ長いブログを読んでいただき誠にありがとうございました。
みなさんに自分の想いが少しでも伝わっていたらすごく嬉しいです。
ミヤハヤ