ぼくのアーティストとしての役割。
ぼくは絵の学校も行ってなくて、特に絵が得意なわけでもなかったのに2017年10月4日、31歳で急に画家になった。
アートは元々、好きだったけれどいざ自分がやるとなるともうチンプンカンプンでとにかく作品を描き、それをネットに発信することだけを心がけて来た。
ネットで発信し続けることで、心無い誹謗中傷を受けることもたくさんあった。
しかし、こんなぼくの絵を「イイ!」と思ってくれて応援くださる方がたくさんいたのも紛れもない事実だ。
あれから1年10ヶ月、作品数は200を超え、個展も3度開催させていただいた。
そして、何をやっても長続きしなかったぼくが画家を辞めようと全く思っていない。
むしろ、「2020年には何としてもニューヨークで個展を開催するのだ」と目標を持って取り組んでいる。
それもこれもぼくの活動を応援くださるみなさんのお陰だ。
そんなぼくのアーティストとしての役割は何だろうか?とすごく考えた。
ぼくは特に絵がうまいわけでもなく、ぼくより優れている人なんて世の中に星の数ほどいる。
ぼくはもう30歳を超えているから20代のような初々しさもなく、「オマエ、その歳で画家なんてやってて大丈夫か?」と心配される年代だ。
技術も無ければ、若さもない。
しかし、アーティストをやり始めて気づいたことがある。
それはアーティストを続けるというのは本当に大変ということだ。
毎年多くの人々がアーティストで生きることを志し、夢半ばで諦めていく。
その原因は主に、作品を生む苦しみとお金の問題だ。
作品を1つや2つ作ることは誰でもできる。
しかし、それが100作や1000作単位となると多くの人は作り続けることが苦しくなる。
ぼくも作品をそれなりに作ってきたが、毎回どんな作品を作ろうか?と悩み、スランプの連続だ。
作品を作れないとどうしようもなく自己嫌悪に陥る。
そして、その作品たちを作るにはお金がかかる。
個展を開くにもお金がかかる。
生きていくためにもお金がかかる。
作品を作り続けること自体が大変なのに、全てにお金がからんでくるからコトはかなり重大で、辞めていく人の気持ちが痛いほど分かる。
だからこそ、ぼくは思った。
アーティストは「アーティストで在り続けること自体に価値があるのだ」と。
ぼくは絵もうまくなければ、もう若くないおっさんだ。
しかし、そんなぼくがアーティストで在り続けることで誰かに勇気を与えれるのではないかとおもった。
そして、それがぼくのアーティストとしての役割ではないかと感じているのだ。
今、この瞬間も人生の色んなことで悩んでいる人がいるとおもう。
仕事だったり、人間関係だったり、恋愛だったり。
そんな人たちにぼくがアーティストで在り続ける姿を見せることで、こんなぼくも画家としてがんばれてるから「あなたも大丈夫だ」というメッセージを伝え続けていきたいのだ。
ぼくはこれからも何があってもアーティストで在り続けようとおもう。
【お知らせ】8月24日19時にめちゃくちゃ大事なクラウドファンディングを開始します!
最後にお知らせがあります。
8月24日19時より、 ぼくの2019年後期の活動資金を調達するクラウドファンディングを開始します。
しかも、様々な事情があり、期間がたった5日の超短期間ファンディングです。
このクラウドファンディングが成功できるかどうかで2019年のぼくの活動が大きく左右され、目標である「2020年ニューヨーク個展開催」にも多大な影響があります。
なので、こんなぼくを「応援してもいいよ!」とおもえた方はご支援を何卒、お願い申し上げます!
ぼくの気持ちはプロジェクト文章に全てぶつけましたのでぜひ読んでください。
以上、お知らせでした!
クラウドファンディング、全力で走り抜けます!
ミヤハヤ