アーティストの役割とは何か?

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画家になって来月で1年になるのですが、今まで「アーティストの役割とは何だろうか?」と幾度となく考えて来ました。

 

正直、アーティストが世の中からいなくなっても生活で困ることはありません。

特に、ぼくのような無名な画家が1人消えた所で、ほとんどの人にとっては関係のないことです。

 

ただ、生活には困りはしませんが、アーティストがいなくなってしまうと世の中はとても退屈になってしまいます。

世の中から唄が消えれば、悲しいことがあった時に元気付ける手段が無くなります。

世の中から絵画が消えれば、部屋はとても殺風景で寂しいです。

世の中からファッションが消えれば、特別な日に華やかな装いになれなくなります。

 

アートは生きるためには必要ないけれど、「楽しく生きる」ためには必須のモノなのです。

そういった意味でアーティストの役割というのは「人の心を動かすこと」だとぼくは思っています。

多くの人は退屈になってしまうことに敏感で常に刺激を求めているんです。

その人たちの心を少しでも感動させることこそが、アーティストの役目。

 

ぼくは日々、アートを描いていますが、少しでも誰かに何かを感じてほしいと思いながら筆を握っています。

また、ぼくは作品だけに限らず、自らの生き方でもってたくさんの人の心を動かせたらいいなと強く思っています。

 

そのためにもアーティストは自らの価値観と大志を強く持って、活動を地道に継続させていかねばならないのです。