32年生きてきてようやく「笑うこと」の重要性に気づけた話
こんにちは、ミヤハヤです。
ぼくは現在、32歳なのですが、ずっと笑うことが苦手でした。
笑わないわけでは全くありませんが、「笑顔を作る」というのがよく分からなくて、けっこう無表情になったりすることもありました。
また、「写真を撮る」という行為も苦手でした。
写真を撮ることに「笑わないといけない」という一種の脅迫観念を抱いていたからです。
しかし、そんなぼくがやっと、やっと心から笑うことが苦じゃなくなったんです。
自分でも本当に驚いています。
これを言ってしまうと、キモいと思う人もいるかもしれませんが、道を一人で歩いていてふと空を見上げた時に「あー今日も良い天気だな」と思いながら笑ったりしてしまいます。
すいません。キモくて。
でも、それくらい笑う事が苦じゃなくなったという証拠なんです。
って、自分がどうしてそんなに笑うことが出来るようになったかというと、それは間違いなく「褒めて頂けたから」です。
もう少し詳しく書くと「リアルの場でたくさんのみなさんに褒めて頂けたから」です。
この「リアルの場で」というのがとても重要です。
ぼくは3年以上前からブロガーとして活動していて、そのブログで1000つを超える記事を書き、自分で言ってしまうのも恐縮ですが、信じられないようなヒット記事を作ったこともあります。
それによって本当に本当にたくさんのみなさんに褒めて頂けました。
褒めて頂けた「量」で言うなら、もう人生において充分すぎて「これ以上、褒めてもらわなくてもいいかな」と思ってしまうほどです。
しかし、これはあくまでインターネット上での話であり、ぼくは自分に対する賞賛をどこか他人事のようにも思っていました。
そして、時を経てぼくは仕事としてのブログを辞めて画家に転身しました。
それで今まで二度個展を開催させて頂いたんですが、その個展の時に昔からのぼくのブログの読者さんたちやぼくの活動を応援してくださってるみなさんがたっくさん訪れてくださり、本当に多くのお褒めの言葉を頂きました。
その時にようやく自覚したんです。
「自分はたくさんのみなさんに『認めてもらっている』んだ」と。
その自覚が生まれた時、ぼくはやっと心の底から笑うことができたのです。
ですから、ぼくが笑う事が出来るようになったのは、紛れもなくぼくを応援してくださっているみなさんのお陰なんですね。
それで笑顔を作れるようになってから気付けたのですが、日頃から笑ってられると「そのポジティブな気持ちが周りにも伝染する」ということを実感しました。
ぼくは根っからの意識高い系なので、人とコミュニケーションを取る時は大事なことや意味があることを相手に伝えることが重要だと思っています。
しかし、それだけでなく、自然な笑みをこぼすことで相手に良い気持ちになって頂くことも同じくらい大事なことなんだと感じたんです。
ですから、ぼくはこれからも自分を作らずに、自然な笑顔をこぼし続けていきたいと思います。
誰に見られてなくとも、自分がご機嫌な時は微笑んでいたい。
その結果、周りのみなさんに喜んで頂けたらぼくはそれだけで充分に幸福です。
以上、32年生きてきてやっと笑うことの重要性に気づけた話でした。
それでは!