ミヤハヤは薄っぺらくていい。
「ミヤハヤの発言は薄っぺらい」
ブログで発信活動を始めてもうすぐ4年。
幾度となくそんな事を言われてきた。
はじめはムカついた。
「何で会ったこともない赤の他人にそんなこと平気で言えるんだ。」
やり場のない憤りの感情がぼくを包んだ。
今もその感情はある。
しかし、その感情がだいぶ薄まったのはたしかだ。
発信活動をするというのは必ず誰かに好感をもたらし、誰かの心を傷つける、そんな諸刃の剣なのだ。
4年ほど発信活動を続けて来て、もう誰かの考えを自分から変えるのは無理だと諦めた。
ぼくのことを薄っぺらいと思う人がいれば、それでいいと思う。
そう思うのだから、それがその人の意見であり、仕方がない。
今までのぼくは傲慢だった。
他者に対して理解を求めすぎていたのだ。
もうぼくのことを薄っぺらいと思う人はどうぞご自由に。
ぼくはこの薄っぺらさのまま生きていく。
そして、その薄っぺらい人間でも画家として活躍できることを証明してみせる。
そう開き直ることで生きることが少し楽になった。
ぼくはもう薄っぺらくていい。
ミヤハヤ