アーティストになって長年の死にたい願望や希死念慮が無くなりました。
ぼくは物心がついてからずっと「死にたい」と思ってしまうことが多々ありました。
別に何か特別なことがあったわけではありません。
普段の日常でなぜかそう思ってしまうのです。
昔のブログにも「2日に一度は死にたくなる」という旨のブログを書いたことがあります。
ぼくは根本的に自己否定感が強い人間でただ生きていても「自分は本当に生きていていいのかな」と思ってしまう性格なのです。
そして、これまではずっと自分が社会に役立てているという感覚がありませんでした。
むしろ、「ぼくは社会に迷惑ばかりかけて全然存在を活かせていない」と思っていたのです。
ですから、「自分なんて死んだ方がいい」ということを毎日のように考えてしまっていたのです。
しかし、そんな思考がアーティストになって、ようやく変わりました。
アーティストになって作品を発信することで誰かがいいねを押してくださったり、時には感想をくださる方がいたり、個展にわざわざ足を運んでくださり方がいたり、ぼくの作った服を購入してくださる方がいたり、月額のファンクラブに入ってくださる方がいたり、作品まで購入してくださる方がいたり。
そのような一つ、一つの経験が「社会に必要とされているんだ」という自己肯定感につながっていったのです。
特に個展は一度の開催で何十人ものみなさんと交流できる大きな機会です。
この時に本当に多くのみなさんがぼくの創作を面白がってくださったり、応援の気持ちを表明してくださったのが大転機となっています。
個展をはじめとするみなさんの応援のおかげでぼくは長年抱えていた死にたい願望、希死念慮が無くなっていったのです。
ぼくはこの願望と死ぬまで付き合っていかないといけないと思っていたので、本当に驚いています。
今でも「人間はいつ死んでもおかしくない」という気持ちは持ち合わせています。
ぼくにとって死は遠い存在ではなく、いつも身近にあるモノです。
ですが、昔のように自ら死に向かおうというような愚かな考えをすることは無くなりました。(もちろん、リスクを背負おうというアーティスト精神はちゃんと持ち合わせています)
こうなれたのもぼくの活動を応援くださるみなさんのおかげです。
よく「宮森さんの活動にいつも刺激を貰っています」と言っていただくことがあるんですが、他ならぬぼく自身がみなさんにたくさんの刺激をいただいているのです。
この場を借りて本当にありがとうごいます。
これからもアーティスト活動を地道に続けます。
そして、みなさんの応援の気持ちを背に大芸術家になります。
ミヤハヤ