初恋の人はZARD。

厳密な初恋を言ってしまえば、小さい頃のお世話になった保育園の先生とかになってしまうんですけど、物心ついた時にちゃんと好きになったのは間違い無くZARDの坂井泉水さんです。

 

キッカケはポカリスエットのCMで流れていた「心を開いて」という曲。

物凄く素敵な曲で、一度聞いただけでメロディが頭に残りました。

それでたしか10歳の誕生日が近かったとかそういう理由で、親からお小遣いをせびり、CDを買ったのを今でも覚えています。

生まれて初めて自分の意志で買ったCDでもありました。

 

ぼくは心を開いてを何度も何度も擦り切れるほど聴きました。

そして、気づけば坂井さんのことが大好きになっていたのです。

 

その小さい頃からもう20年以上が経ちますが、今でも変わらずZARDの曲を聴き続けています。

心が辛くなった時、苦しくなった時、元気になりたい時、ずっとZARDの曲が側にいてくれてぼくを励ましてくれました。

 

それだけ好きだったからこそ、坂井さんの突然の訃報は本当に残念でならなかったし、ZARDのLIVEに一度も行けなかったことを今でも悔いています。

 

あれから12年、今日坂井さんの13回忌ということで献花に初めて行って来ました。

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献花をする時、写真越しの坂井さんを見て思わず目頭が熱くなってしまいました。

もし、誰もいなかったら号泣していたかもしれません。

坂井さんの写真だけを見ると今でも生きている気がしてならなかったのです。

 

いや、訂正させていただきます。

坂井さんは今でも生きているのだと思います。

ぼくの心の中やZARDの曲を聴き続けている全てのファンのみなさんの心の中に坂井泉水さんは今も生きているのです。

 

今日、13回忌の献花をしに行った事でLIVEに行けなかったぼくだけど、坂井さんを一番身近に感じることができました。

それが本当に嬉しかった。

ZARDの活動が行われることはもうありません。

しかし、年々ZARDを好きな気持ちが増しているように感じるのです。

 

これからも坂井さんの優しさに満ちた曲たちを聴き続けて、それに勇気を貰って生きて行きたいとおもいます。

ぼくはZARDのファンになれたことをずっと誇りにおもっています。

 

坂井さんまた会いに来ますね。

 

 

ミヤハヤ